
本研究では、波浪中で浮遊する多数の浮体ユニットを次々に精度良く接合する洋上接合技術を開発するため、次の研究を行う。 a)波浪中で動揺する浮体構造物を、安全且つ効率よく洋上で引き寄せて位置決めし、固着するための手法と装置を開発する。 b)引き寄せられる浮体ユニット間あるいは浮体ユニットと大きさの異なる既設浮体との相互運動、接合時の荷重を解析・評価するプログラムを開発する。 ?A水中溶接技術の研究 本研究では、超大型浮体式海洋構造物に適用できる水中部の溶接技術を開発するため、次の研究を行う。 a)浮体構造物に乾式水中溶接を行うために必要な安全且つ信頼性の高い止水方法を開発する。 b)ボックスなどで止水された船底外板接合部の溶接に用いる安全で信頼性が高く、効率の良い溶援装置と溶接手法を開発する。 c)防食のために水中接合部に施す処置用装置と手法を開発する。 ?B実海域大型浮体モデルによる実証的研究 本研究では上記技術を実証するために、部分浮体モデル及び大型浮体モデルを用いて、実海域において実証的研究を行う。 a)水中溶接技術の実証実験 b)洋上接合技術の実証実験 3)長期耐用技術の研究 超大型浮体式海洋構造物を100年以上の超長期にわたって使用するため、構造物の防食に用いる新素材の適用性、および維持管理技術に関する次の研究を実施する。 ?@新素材適用技術の研究 超長期耐用構造物に対する防食法としては、腐食の激しい飛沫帯に対してチタンクラッド鋼等の新素材による防食法が有望視されているが、新素材を超大型浮体式海洋構造物に適用するには、浮体ユニットの洋上接合部における新素材の接合施工技術の確立が不可欠である。そこで、本研究では、超大型浮体式海洋構造物に新素材を適用するために用いる洋上接合施工方法の開発を行い、新素材適用技術を確立する。 ?Aモニタリングシステムの研究 本研究では、修繕のための入渠が不可能な超大型浮体式海洋構造物の維持管理に不可欠なモニタリングシステムを開発するため、次の研究を行う。 a)水中TVカメラロボット等を用いて、海中部の状態などを画像処理により監視する水中モニタリングシステムを開発する。 b)電位分布等を計測して、電気防食状態を自動的に監視する防食電位モニタリ
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